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【41期碁聖戦】第2局も井山九段が快勝!村川八段、カド番に追い込まれる…

7月18日に第41期碁聖戦2局目の対局が行われました。

1局目の記事はコチラ↓
第41期碁聖戦が開幕、井山九段はどんな碁形でも強烈パンチ!

井山九段のリードで迎えた第2局。

お互いに工夫をぶつけ合う戦いの末、
150手で白番の井山九段の中押し勝ちになりました。

これで五番勝負は井山九段の2-0。
村川八段はカド番に追い詰められてしまいました。

1局目も2局目も井山九段が大きく模様を張る碁でした。
村川八段がそうさせているのか、井山九段の新境地なのか…

注目の第3局は7月28日に日本棋院関西総本部で行われます。

碁聖戦第2局:対局内容

序盤で白24と打ち込んだときに、
黒25と手抜いたところから局面が動き出します。

白は左下を連打し、
黒は25・27と左上に圧力をかけながら模様を広げます。

「お互い『我が道を行く』だね」などと言われる打ち方です。

そして白は大ゲイマシマリの弱点を突きながら
黒模様に切り込んでいきます。

白52まで、黒は隅の地を確定させ
白は形を整えて一段落です。

黒は53の三々から左上の白への攻めをみます。

黒は左下の黒15の1子を助け地で得をしました。

その代わりに中央が厚くなった白は
上辺の黒一団への攻めを開始します。

黒109までつながりましたが、
白110で下辺の白の地模様が大きくなってしまいました。

黒は115のツケから勝機を探ります。

しかし白116と別のところに備えられ、
結果的に白150まで黒は生きることができませんでした。

■黒:村川大介 ■白:井山裕太
■結果:白中押し勝ち

 

 

参考:日本棋院(http://www.nihonkiin.or.jp/special/gosei/gosei41.html)

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