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【41期名人戦】第6局初日:井山九段、攻撃準備完了!?

10月26日、井山裕太九段と高尾紳路九段が争っている第41期名人戦七番勝負の第6局の初日が行われました。場所は静岡県の『今井荘』。

高尾九段の3連勝から始まり、井山九段が2勝を返しての第6局。

井山九段が第7局まで持ち込むか、高尾九段が勝負を決めるか注目の1局となっています。

41期名人戦第6局・初日の内容

■黒:井山裕太 ■白:高尾紳路
■結果:対局中

 

 

またもや開始早々に井山九段が趣向を凝らしてきました。
白12・14のツケヒキに対して、手を抜いて左下隅にカカリです。

手抜かれた白は何かしたいところですが、うまい手がないようです。

さらに黒35が相手に手を渡す堂々とした落ち着いた手。7冠の風格といったところでしょうか。

白はすぐに白36から消しにいき、白62まで一段落。

戦いは左上周辺に移り、白68のノゾキを打ったところで打ち掛けになりました。

黒の受け方によって、碁の形が大きく変化する難しい局面です。

白が上手くサバくか、黒が白を上手く攻めて下辺の厚みを活かせるかが明日の見どころになりそうです。



参考:朝日新聞(http://www.asahi.com/articles/ASJBV4W17JBVUCVL01P.html)

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