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2016年最新のアンチコンピュータ戦略とは?

囲碁担当B「いよいよ明日の3月9日、李セドル九段とAlphaGoの五番勝負が始まります。
この記事ではアンチコンピュータ囲碁協会会長(以下会長と表記)に囲碁AIにどのように立ち向かっていくかを伺います」

会長「アンチコンピュータ戦略は真正面からぶつかるとAIに負けてしまう場合の戦略です。
今回の李セドル九段は実力で上だと思うので我々の助けは必要ないでしょう。
ただし囲碁AIが共通して持つ弱点が露呈するかもしれません。
ここでは私が打つとしたらこのような作戦で臨む作戦を紹介します」
観戦上の注意

棋譜の途中で1,2という数字が出てきたら
1=実戦進行
2=変化図
です。

2を押すと変化図が表示されます。
実戦進行に戻りたい場合は手順を戻して1を押してください。

1:シチョウ

 

 


会長
「AI囲碁はシチョウが苦手。
人間は一直線に読めるけど、コンピュータはいろいろな手を読んでしまうから長手順を読むことができないんだ。
シチョウのようなあっけない幕切れで終わったら興ざめだね。
さすがにこのぐらいのキズは治ってると思うけど」



2:シマリ

 

 


黒番ならこのシマリ定石を試してみたい。

ファンさんとの棋譜を見る限り、AlphaGoはツケヒキ定石の後に出てくるツメを軽視していると思う。
その弱点を衝く作戦だね。

補足情報

※解説中で紹介されている「すぐに使える 布石の新常識」では布石の流行のウラにあるプロしか知らない常識が公開されています。アマチュアが「すぐに使える」ように特化して編集された実用性の高い一冊です。



3:回転寿司

 

 


会長
「囲碁AIはコウに弱い。
多分、AlphaGoも両コウは理解できていないと思う。
今回はわざと両コウに持ち込んで悪手を誘う作戦。
現在の研究ではこれが最新型だね」



4:風車

 

 


会長
「白番なら風車を試してみたい。
コンピュータがどんなふうに打開してくるか楽しみだね」

囲碁担当B「単なるマネ碁に風車とか適当に名前を付けるのはやめてください」

会長「囲碁AIにマネ碁を仕掛けるのが風車。
幼稚に見えるけど結構有力だと思う。
一局目、左下隅を小目に構えたのは点対象を避けた可能性がある。
単なる思い過ごしかもしれないけど」

会長「ニコニコ生放送で将棋がやった企画みたいのがあればこういう作戦で勝負したいね」

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