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【応氏杯-決勝戦第3局】朴廷桓九段が難戦を制して優勝にリーチ!

第8回応氏杯世界囲碁選手権の決勝戦五番勝負第3局が、10月22日に中国上海の応昌期囲棋教育基金会ビルディングで行われました。

※応氏杯ってなぁに?って人はコチラをどうぞ↓
【応氏杯】応昌期-囲碁普及に大きく貢献した偉大な実業家

決勝を争っているのは韓国の朴廷桓九段と中国の唐韋星九段。

1回戦は朴廷桓九段が勝ち、2回戦は唐韋星九段が勝ち、1勝1敗で迎えた第3局です。

1局目の記事↓
【第8回応氏杯】決勝戦五番勝負が開幕!朴廷桓九段が初戦を制す。

2局目の記事↓
【応氏杯-決勝戦第2局】朴廷桓九段、応昌期ルールに泣く…

応氏杯・第3局の内容

■黒:唐韋星 ■白:朴廷桓
■結果:白8点勝ち

 

 


穏やかな立ち上がりでスタートしました。

応氏杯はコミが8目分あるので、白番有利とされています。
だからという訳ではないでしょうが、黒番の唐韋星九段が黒11から早々に仕掛けていきました。

白32まで、白はシッカリと手厚く打ちました。
そこから白34の三々、白42のツメ、白44のカケと溜めた力を発揮していきます。

白64・66、さらに白84で中央が大きく白地になりそうな気配です。

黒97に対しての白98は良さそうな手ですが、黒99に出られて若干困っているようです。
しかし朴廷桓九段が臨機応変な対応をみせ白122まで生きを確保、さらに白128・130の手筋で黒石を取ってしまいました。

その後もヨセ合いが続きましたが、黒は及ばず白番の朴廷桓九段の8点勝ちになりました。

これで決勝戦五番勝負は朴廷桓九段がリード、唐韋星九段はカド番に追い込まれました。

第4局は10月24日、第5局(あれば)は10月26日に行われます。

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