スポンサードリンク

【第72期本因坊戦】第4局も井山九段が快勝!ストレートでタイトル防衛!

6月15・16日に第72期本因坊戦七番勝負の第4局が行われました。

タイトル保持者の井山裕太九段が3連勝で迎えた本局は、井山九段の勝利で締め括りとなるか本木八段が一矢報いるか注目の一局でした。

1日目の記事はコチラ↓
第4局:弱石複数の空中戦に突入!

なお、井山九段は前夜祭で「勝ったら自分が嬉しいし、負けてもスポンサーが喜ぶので気楽に打ちたい」とユーモアのある発言をしていたようです。

第72期本因坊戦:第4局

■黒:本木克弥 ■白:井山裕太
■結果:白中押し勝ち

 

 

封じ手は黒81のハネでした。

続いて黒は二段バネで白2子を切り離しにいきました。
白100まで、黒の地と白の厚みのワカレです。

中央の黒7子が浮き石になったこともあり、白が打ちやすい局面です。

黒は101から逃亡劇。

白は120まで無理はせずに手厚く打ち進めました。
黒121にも白128まで丁寧に受けています。

続いて白は下辺の黒に手を出すことで左下隅を確定させました。

地合でも厚みでも白が良くなっています。

その後も優勢を意識しながらも緩まず厳しい手を打つ井山裕太スタイルで進行します。

最後は黒157の切りから右上の白を狙う勝負手です。
とは言え、取れる石ではなく白204までで本木八段の投了。

これで井山九段は4連勝でタイトル防衛を決め、本因坊6連覇となりました。

これからは世界戦にも力を入れていくようなので、益々の活躍が期待されます。



参考:毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20170617/k00/00m/040/011000c#cxrecs_s)

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ