スポンサードリンク
13路盤の次は東北復興!クラウドファンディングで囲碁イベントを開催!
『クラウドファンディング』って知っていますか?
企画者が、企画の魅力を伝えて
多くの個人から少しずつ資金を集めて企画を実現する。
そんな、新時代の資金調達方法です。
「で、それが囲碁にどんな関係があるんですか?」
と思うかもしれませんが、
この古い体質の囲碁界でも、
クラウドファンディングに挑戦している人たちがいます。
その代表的なのが、
『13路盤プロアマトーナメント戦』企画者:光政順二さん
『囲碁神社創設で東北の復興』企画者:木谷正道さん
です。
事例1:13路盤プロアマトーナメント戦
実は、囲碁インフォメーション4月29日の記事
「企業が棋戦のスポンサーになるメリットとは?」の中で
こっそりと『13路盤プロアマトーナメント戦』の紹介をしていました。
だいぶ遠回しな紹介でしたが、
当サイトから25アクセスが行ったようです。(微妙な少なさ…笑)
一ヶ月前の時点では、
『33人の支援者→42.1万円』でしたが
5月23日の終了時点では
『128人の支援者→200.8万円』となっています。
最終的な支援数は、
3000円→67件
5000円→14件
8000円→20件
1万円→25件
2万円→14件
5万円→4件
10万円→1件
15万円→5件
50万円→0件
だったようです。
ウチからの25アクセスで、
1人くらいは支援者になっていたら嬉しいなと思います(笑)
事例2:囲碁神社創設で東北の復興
これは、岩手県大船渡市碁石海岸という場所にちなんだ
囲碁を使った復興イベントです。
引用:https://readyfor.jp/projects/igojinja
企画者は木谷正道さん。
名前から予想がつく人も多いでしょうが、
呉清源さんと一緒に新布石を生み出した、
大竹英雄九段、石田芳夫九段、武宮正樹九段、
小林光一九段、趙治勲九段、小林覚九段、などなどを弟子に持ち
孫弟子などまで含めたら、
プロ棋士のほとんどが関係者…という囲碁界の偉人
『木谷實さん』のお子さんです。
クラウドファンディングの紹介文によると、
2014年7月に大船渡での「第1回囲碁まつり」開催などの
復興イベントを行っていて
そのイベントでは、
首都圏から80人もの参加者を連れて行ったようです。
観光復興イベントでは『移動時間』が課題になりますが、
電車内で囲碁を打つ『囲碁列車』というアイデアにより
大成功となったようです。
そして、今回は
2016年6月10日、中森熊野神社に於いて
『囲碁神社記念式典~石の碁盤奉納式』
というイベントを行うために資金を集めています。
このイベントによって様々な囲碁イベントが引き起こされて
大船渡市碁石地区が名実ともに『囲碁の聖地』になる!
という壮大な計画があるようです。
詳細は、
をご覧ください。
こんな感じで、面白い企画がバンバン成立するようになると良いですね。
PS:
対象にしている属性が違うので仕方がないですが
囲碁神社のほうが、魅せ方が良いですね。
広告の3Bである「Beauty」で注意を引いて、
復興や大きなビジョンで共感してもらう。
上手いです。
この記事を書いた人
-
この「囲碁インフォメーション」の運営者。
せっかくなので、囲碁界の一大メディアに育ててやろうと画策中。
イメージ的には「ナタリー」みたいなメディアにしたいようです。
この投稿者の最近の記事
- 2017.05.17棋戦ニュース柯潔九段、6手目で三々入り。次々と覆る囲碁の常識…。
- 2017.01.04人工知能『AlphaGo』犠牲者続出!Masterの連勝が止まらない。柯潔、朴廷桓、井山裕太…
- 2016.12.31人工知能『AlphaGo』AlphaGo以上!?超強い囲碁AIが続々と登場!
- 2016.11.10天頂の囲碁(ZEN)Zen、AlphaGoに追いついた!?次の相手は趙治勲九段!!