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Maxim杯(韓国)決勝戦三番勝負、イ・セドル先勝!
5月3日、ソウルにて
第17回Maxim杯決勝戦三番勝負の第1局が行われました。
決勝を争うのは、
李世ドル九段と元晟湊(ウォン・ソンジン、Weon-Seongjin)九段。
引用:http://www.afpbb.com/articles/-/3080245
李世ドル九段はAlphaGo戦のあと負けなし。
AlphaGoによってバージョンアップされたようで
今まで以上に自由奔放な碁を打っています。
引用:https://namu.wiki/w/%EC%9B%90%EC%84%B1%EC%A7%84
お相手の元晟湊九段は、
世界ランキング24位、韓国だけで見たら7位の棋士。
日本で例えてみると、井山裕太(1位)vs結城聡(7位)。
李世ドル九段は微差で1位ではないですが、
イメージはこのような感じになります。
「勝っても全然おかしくないけど
まぁ、たぶん順当な結果になるんだろうね」
という印象でしょうか。
イ・セドル無双!
対局内容は、
贔屓目からか、李世ドル九段(白番)の強さが目立ちました。
まず序盤のコウ争いから、
なかなか解消しないしつこさ(笑)
黒79のキリで右下の白が弱いのかと思いきや
むしろ隅の黒をイジメる始末。
結果的に碁盤の下半分では、
白がやりたい放題。
かといって、上半分でも
白が不利な形になっているワケでもない。
黒129のキリに白130とツナグのは、
マギレを起こさない作戦なのか?
黒は上辺でも大した戦果をあげられず。
形勢が悪いからムリをしたのでしょうが、
右上隅の黒地に手が生じて投了になりました。
■黒:元晟湊 ■白:李世ドル
■結果:白中押し勝ち
もはや、故・梶原武雄さんの用語で言えば
「じげち」ですね。
PS:
日本の棋戦すら全てお伝えできていないのに
李世ドル九段に興味津々すぎて、
韓国の棋戦をお伝えしています(笑)
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