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第64回NHK杯1回戦第14局-中野寛也九段vs新垣朱武九段

7月3日に第64回NHK杯の1回戦第14局が放送されました。

黒番は新垣朱武九段(45歳)。

引用:http://kansaikiin.jp/kisi_prof/arakakisyun.html

沖縄県出身。関西棋院所属。

師匠は太田清道九段で、
太田九段の師匠は高川格九段と関山利一九段。

棋風は厚い碁で、ヨセが上手いといわれています。

趣味は競輪、株、ソフトボール。



白番は中野寛也九段(47歳)。

引用:https://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000221.htm

広島県出身。日本棋院中部総本部所属。

棋風は好戦的で『戦い王子』と呼ばれています。

NEC俊英トーナメント優勝、王冠のタイトル獲得
十段戦の挑戦者、本因坊戦リーグ入りなどの成績を残しています。

ちなみに新垣九段と中野九段は、2人とも1985年入段です。

対局の内容

布石は珍しいケンカ小目で始まりました。

黒は右下の厚みを背景に
幅を広げて大きく構えていきます。

白18のハサミに黒21のボウシで様子をみたところから
局面が動き出します。

左辺の攻防は、黒が白の弱みを突いて技を仕掛けて
下辺の白を大きく取ります。

その代わり左上の黒一団が弱体化しました。

黒一団の脱出劇が始まりましたが
黒は右上が固まったことで満足し、捨てる作戦に変わりました。

そのあとは、お互いに大ヨセを打ち合い
順当にヨセが進みます。

そして209手で終局、黒番の新垣九段が5目半勝ちになりました。

勝利した新垣朱武九段は、
次の対局で苑田勇一九段とあたります。

■黒:新垣朱武 ■白:中野寛也
■結果:黒5目半勝ち

 

 


来週(7月10日)の放送は
依田紀基九段と三村智保九段の対局です。

※※※トーナメント表※※※

Aブロック
nhk-a1-160620
nhk-a2-160606

Bブロック
nhk-b1-160704
nhk-b2-160523



参考:NHK杯公式サイト(http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/gotou/)

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