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第64回NHK杯1回戦第17局-溝上知親九段vs金秀俊八段

7月24日に第64回NHK杯の1回戦第17局が放送されました。

黒番は金秀俊八段(37歳)。

引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000344.htm

韓国出身。日本棋院東京本院所属。

趙治勲九段門下。

2005年の新人王戦では
井山裕太を破り優勝をしています。

その他にも

NEC俊英トーナメント(準優勝)、新鋭トーナメント(準優勝)
天元戦(挑戦者決定戦)、王座戦(本戦進出)、トヨタデンソー杯(本戦進出)
名人戦(リーグ入り)

など様々な棋戦で活躍しています。



白番は溝上知親九段(39歳)。

引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000321.htm

長崎県出身。日本棋院東京本院所属。

アマチュア強豪の菊池康郎さんが開いている
緑生囲碁学園の出身です。

イケメン棋士の一人として有名でしたが
2006年に加藤啓子六段と結婚。

その後はイケメンから
子育てを頑張る良い夫(イクメン)に変わった
という情報もあります。

名人、本因坊、棋聖それぞれでリーグ入りの経験もあり
常に安定した結果を残していますが
今のところタイトル挑戦の経験はありません。

対局の内容

黒は中国流に構えました。

右上の星にカカられた場合は
一間に受けることが多いのですが

黒9とハサんでいきました。
そして黒17・21と変化して戦いが始まります。

お互いに弱い石を抱えた戦いです。

中央から右辺の戦いは一段落しましたが
上辺からの黒一団の生きが不確定なままです。

しかし黒71のハネを利かしてから
手を抜いて右下の黒73シマリにまわりました。

白は74から様子を聞いて

下辺を黒地にする代わりに
左下隅と右下隅で形を整えます。

その後も中央の戦いでフリカワリがあり
難しい戦いが続きましたが272手で終局。

白番の溝上九段の4目半勝ちになりました。

勝利した溝上知親九段は、
次の対局で村川大介八段とあたります。

■黒:金秀俊 ■白:溝上知親
■結果:白4目半勝ち

 

 


来週(7月31日)の放送は
柳時熏九段と張豊猷八段の対局です。

※※※トーナメント表※※※

Aブロック
nhk-a1-160726
nhk-a2-160711

Bブロック
nhk-b1-160704
nhk-b2-160718



参考:NHK杯公式サイト(http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/gotou/)

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