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第65回NHK杯1回戦第17局-内田修平七段vs安達利昌四段
7月23日に第65回NHK杯1回戦第17局が放送されました。
黒番は安達利昌四段(26歳)。
引用:https://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000425.htm
東京都出身。日本棋院東京本院所属。
小松英樹九段門下。
幼少期に囲碁を覚え少年少女囲碁大会で活躍(小学6年生時5位)。
2008年に入段。
白番は内田修平七段(27歳)。
引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000407.htm
山梨県出身。日本棋院東京本院所属。
大淵盛人九段門下。
第22回全国少年少女囲碁大会優勝(小学6年生)
その後、院生になり15歳で入段。
▼戦績
第33期新人王戦:優勝
第4回広島アルミ杯若鯉戦:優勝
名人戦リーグ入り
など
対局の内容
■黒:安達利昌 ■白:内田修平
■結果:白中押し勝ち
白は向かい小目、最近では少し珍しい構えです。
黒9の大斜ガケはAlphaGoがMasterとしてネット碁を打っていた中で度々登場した形です。
黒は上下辺で地の損をしているが白6の石を攻めれば取り戻せるという判断。
白は黒25のボウシに対して手抜いて地を稼ぎます。
続いて黒は37から白の形を崩しにいきますが、白は左下隅で更に稼ぎます。
黒47・49から中央の白への攻めが始まります。
白68まで一段落。
白は各所で稼いでいるので若干の損を受け入れて整形します。
地合では白がリードです。
黒は中央の白を睨みつつ右辺一帯に大きな地を作らないといけません。
白は中央の黒の傷をついて白88まで右辺で地を持ってサバきました。
更に白90のツケで右下隅に手をつけて白良しムード。
その後も戦いは続きましたが波乱は起きず184手まで白の中押し勝ちとなりました。
勝利した内田修平七段は、次の対局で羽根直樹九段とあたります。
次の放送は7月30日、秋山次郎九段と洪清泉三段の対局です。
※※※トーナメント表※※※
Aブロック
Bブロック
参考:NHK杯公式サイト(http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/gotou/)
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