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李セドル九段VSAlphaGo~3局目終了後緊急座談会~

囲碁担当B「AlphaGoが李セドル九段に3連勝。五番勝負の勝利を確定させました」

情報屋A「さすがに強いですね。2局目が終わった直後に何となく予想していた結果かもしれません。
しかし実際に目の当たりにすると悲しいですね」

アンチコンピュータ囲碁協会会長「第3局はAlphaGoの強さと弱点の両方が見えた一局だと思う。
内容を振り返ってみよう」

黒番 李セドル九段

白番 AlphaGo

 

 

囲碁担当B「序盤から乱戦になりましたね。
李セドル九段の無理気味の仕掛けをしっかりとがめ、序盤はAlphaGoが主導権を握りました
白30、32のコンビネーションは素晴らしい。
このような人間が気づかないような構想を教えてくれたのはありがたいです。
素直に囲碁AIの偉大さを認めます」

情報屋A「トドメを刺さないのはAlphaGoらしい。
少しのリードをじわじわ広げていく感じだね。
124手目までは完ぺきな内容。
人間はコンピュータに囲碁で負けた。
これは認めるしかない」

会長「アンチコンピュータ囲碁協会的には得るものも大きかった一局だった。
123から粘った李セドル九段の打ちまわしに心から敬意を表したい」
第2局の時も指摘したけど、やっぱりコウが弱点だ。
白148の手抜きはモンテカルロとか関係ない。
はっきりしたミスだ。
ここに勝機がある」

囲碁担当B「対局前から李セドル九段の表情が硬かった。
精神的に参ってると思います。
心配ですね」

情報屋A「コウになって足取りが明らかに乱れたのは収穫だった。
やっと光明が見えて来たね」

会長「問題は李セドル九段がどこまで露骨にとがめにいくかだな。
123からの打ちまわしは明らかにAlphaGoの弱点を探るための打ちまわしだった。
世界1の李セドルがアンチコンピュータ戦略を露骨にできるかどうかが問題だと思う」

囲碁担当B「それでは最後に勝敗予想しますか。
僕は第2局からずっと5-0のままです」

情報屋A「第3局までを見るとAlphaGoの強さを認めるしかない。
コウが弱いと言ってもAlphaGoは巧妙にコウを避けてくる。
コウを譲られて終わりだ。
AlphaGoの5-0だね」

会長「AlphaGoの弱点はわかった。
今後はそれをどのようにとがめていくかというゲームになる。
問題は李セドル九段が序盤から積極的にアンチコンピュータ囲碁に専念できるかということ。
李セドル九段は1局勝つごとに2万ドルもらえる契約だ。
多少後ろ指を指されても積極的にコウに持ち込むはずだ。
AlphaGoは巧妙に避けるので序盤の形勢が傾かないうちに採用しなければいけない。
俺が考えつくぐらいだから李セドル九段やその練習相手も気づくだろう
次の記事で今回のアンチコンピュータ囲碁戦略を発表する。
この戦略を使えば残り2連勝できるだろう。
2-3でAlphaGoの勝ち」

三人「人間の負け越しは確定しましたがまだ終わったわけではありません。
最後までしっかり見ましょう!」

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