スポンサードリンク

夢百合杯1回戦DeepZenGoVS申旻埈戦解説

第3回夢百合杯1回戦でDeepZenGoと申旻埈五段が対戦しました。

現時点で入っている情報で精一杯の解説をさせていただきます。

■黒:申旻埈 ■白:Zen
■結果:白中押し勝ち

 

 

アンチコンピュータ囲碁協会会長(以下は会長と表記)
「この碁は序盤でZenが大優勢になった。
だから黒が悪手を打ったはずなんだけど、全然見つからない。
解説するのは厄介な碁だね」

囲碁担当B「そうですね。とりあえず振り返ってみましょう」

会長「最初のポイントはこの場面。

申旻埈が局後の検討で後悔した通り、黒2では黒Aと切った方がよかった可能性が高い。

そして次はこの局面

白1のオシに実戦は黒2とノビたけど、白3のハネが厳しかった。
黒2では3とノビた方がよかったかもしれない。

そして

黒1に白2と切られた局面では黒がはっきり悪い。
だから上の2つの手のどちらか、または両方の手が悪手だった可能性が高い」

囲碁担当B「見た感じはそれほど悪い手に思えないんですけど…」

会長「人間VS人間なら悪手だとは言えないだろうね。

どっちでも一局だと結論付けられる手だと思うよ。

でもDeepZenGo相手だとこのようなわずかなミスも命取りになってしまうんだ。

今回は終盤もミスはなかった。

DeepZenGoは相当強いな。

まともに囲碁で戦っては人間は勝てないかもしれない。

マネ碁とかで崩しにいく棋士が出てくるかどうかがカギになってくると思う」

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ