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【第20期女流棋聖戦】第2局は牛栄子初段が冷静な打ち回しで勝利!

謝依旻六段が保持しているタイトルに牛栄子初段が挑む第20期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負。

第1局では謝依旻六段が豪腕で挑戦者を下しました。
第20期ドコモ杯女流棋聖戦:第1局、謝依旻六段が牛栄子初段を力でねじ伏せる…

そして、謝六段が連勝で決めるか牛初段が一矢報いるかという第2局が1月30日に行われました。

女流棋聖戦・第2局の内容

■黒:謝依旻 ■白:牛栄子
■結果:白中押し勝ち

 

 

序盤は白番の牛栄子初段がゆっくりした局面を作りにいきました。

それに対して、黒31から謝依旻六段らしく力強く戦いに持ち込みます。

しかし黒の攻めっ気は空回りし、白が先手を取って白48に回りました。

その後、黒が下辺の白模様にカタツキをして第2ラウンド。お互いに模様を消し合う展開です。

黒は79から白の形を崩しにいきますが、白は88まで捨石で整形して右下隅の打ち込みに回ります。

白が右下隅を綺麗に荒らして地合でリード。

そこから黒は形勢不利を意識して、白一団を無理気味ながら取りかけにいきます。

しかし『大石死なず』とも言うように、攻めは失敗に終わり黒の投了になりました。

見事に力を発揮して勝利した牛栄子初段。
これでお互いに1勝ずつになりました。

牛栄子初段が初タイトルを獲得するか、謝依旻六段が5連覇で名誉称号を獲得するか、勝負は第3局に持ち越されました。

第3局は1週間後の2月6日に行われます。


参考:女流棋聖戦特設サイト(http://www.nihonkiin.or.jp/special/fkisei/fkisei20.html)

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