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イ・セドル、まるでAlphaGo!
一ヶ月ほど前に李世ドル九段のAlphaGo戦後初手合になった
第17回Maxim杯ですが、
トーナメントは進み、
4月27日、準決勝で
李世ドル九段と朴永訓九段の対局が行われました。
前局の金志錫九段も強豪棋士でしたが
今回の朴永訓九段も
長く活躍している一流棋士の一人です。
肝心の対局内容は、
李世ドル九段が
序盤から「まるでAlphaGo!」という手を打ち
朴永訓九段の勘違いもあったでしょうが、
短手数で勝負は決しました。
この対局での李世ドル九段は、
『コウの上手なAlphaGo』というイメージで
非常に自由を感じさせてくれる碁でした。
囲碁4.0始まる
最近は、李世ドル九段に限らず
『AlphaGoっぽい手』が増えている気がします。
いままでの碁の常識だって
「江戸時代→昭和→平成→最近」と、
大きく変化してきたワケで
特に最近の碁なんて、
ひと昔前の棋士からすれば「こんなの碁じゃない」
という程の変わりっぷりです。
昔なら道策、新布石の呉清源、武宮九段の宇宙流
最近なら、李世ドル九段など中国韓国の棋士などが
パラダイムシフトを起こしてきました。
それのより強烈な次のウェーブが
AlphaGoということなのでしょう。
これから囲碁4.0(いくつでも良いですが笑)の時代に
突入していくのかと思うとワクワクですね。
■黒:朴永訓 ■白:李世ドル
■結果:白中押し勝ち
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