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第65回NHK杯1回戦第11局-許家元四段vs清成哲也九段

6月11日に第65回NHK杯1回戦第11局が放送されました。

黒番は清成哲也九段(55歳)。

引用:http://kansaikiin.jp/kisi_prof/kiyonaritetsuya.html

宮崎県出身。関西棋院所属。

清成真央初段は息子。

棋風は堅実派。

NHK杯の準優勝や棋聖戦リーグ入りなどの実績があります。

また、以前の昇段システムで入段から九段になるまでの最短昇段記録を持っていました。(10年3ヶ月)



白番は許家元四段(19歳)。

引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000451.html

台湾出身。日本棋院東京本院所属。

平成25年に入段、毎年昇段しています。

新人王戦(優勝)、中野杯(優勝)、ゆうちょ杯(優勝)、グロービス杯(準優勝)、阿含桐山杯(準優勝)など順調に結果を残しています。

他に中国丙級リーグでも戦績を残しており、伊田篤史八段や一力遼七段と並んで打倒井山九段を期待されている若手棋士です。

対局の内容

■黒:清成哲也 ■白:許家元
■結果:白中押し勝ち

 

 

白6のハサミに黒7のシマリは地にカラい堅実な手。

それに対する白8のカタツキは一昔前に呉清源九段が推奨していた形です。

とは言え、いま打たれる理由はAlphaGoの影響でしょう。

続いて黒は15・17のツケヒキ。
三々に入ったり両ガカリするのは白のカタツキからの形が役に立ってしまうと判断したようです。

なお、このツケヒキも呉清源九段が推奨していた手です。

黒は上辺でサバこうという狙いですが、白は18の下ケイマで厳しくいきました。

そこで黒は25のハサミツケを利かして渡りを残してから両ガカリで左辺にまわります。

黒55まで黒は目一杯に地にカラく打ち、白は中央に勢力を作りました。

続いて白は左下にカカり、白62で下辺から中央にかけて模様を広げます。

黒は63の切りから白模様にケチを付けていきます。
そして白74までを交換してから右下にカカりました。

さらに黒79から下辺を荒らしにいき、黒113まで生き形です。

ここまでは黒が足早に各所に先行しました。

白が右辺に構えて、中央と右辺にどれくらい白地が出来るかの勝負になりました。

続いて左上のコウを争いながら境界線をめぐる戦いです。

白142でコウを解消して計算の出来る形になりました。

その後も黒は削減しにいきますが白地が大きく、白184まで白の中押し勝ちとなりました。

勝利した許家元四段は、次の対局で高尾紳路九段とあたります。

次の放送は6月18日、陳嘉鋭九段と芝野虎丸三段の対局です。

※※※トーナメント表※※※

Aブロック


Bブロック




参考:NHK杯公式サイト(http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/gotou/)

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