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第64回NHK杯1回戦第12局-山城宏九段vs内田修平七段

6月19日に第64回NHK杯の1回戦第12局が放送されました。

黒番は内田修平七段(26歳)。

引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000407.htm

山梨県出身。日本棋院東京本院所属。

小学6年生のときに第22回の全国少年少女囲碁大会で優勝し
院生になり15歳で入段しました。

第33期新人王戦では『二段で』という新記録を作り優勝。

第4回広島アルミ杯若鯉戦での優勝や
名人戦リーグ入りなど順調に実績をあげている若手棋士の一人です。



白番は山城宏九段(57歳)。

引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000044.htm

山口県出身。日本棋院中部総本部所属。

棋風は地にカラめ。

同世代の棋士に片岡聡九段、王立誠九段、小林覚九段がいて
山城九段も含めて若手のころは「四天王」と呼ばれていました。

中部のタイトル「王冠」を通算15期獲得していて
最多優勝記録になっています。

しかし、

七大タイトルは何度も挑戦者になっているのに
一度もタイトル獲得に至らず
「囲碁界七不思議の一つ」と言われているようです。

現在は、名古屋市で「山城宏子供囲碁教室」を開催していたり
日本棋院副理事長を務めるなど幅広く活躍しています。

対局の内容

布石は白4でアキ隅ではなく小目にカカり、
しばらく隅を空けたままの進行です。

山城九段が棋風通り地を取り、
内田七段は中央で勝負という碁形になりました。

白80で中央を消しにいき、
当然ですが黒が反発し戦いが始まります。

黒は91~95で下辺を囲いますが、
左辺が弱くなり、中央も薄くなってしまいました。

上辺の白をコウにしましたが、
大きな戦果はあげられませんでした。

その後も、山城九段が着実な打ちまわしを見せ
220手で内田七段が投了。

白番の山城宏九段の中押し勝ちになりました。

勝利した山城宏九段は、
次の対局で金沢真七段とあたります。

■黒:内田修平 ■白:山城宏
■結果:白中押し勝ち

 

 


来週(6月26日)の放送は
河英一六段と許家元三段の対局です。

※※※トーナメント表※※※

Aブロック
nhk-a1-160620
nhk-a2-160606

Bブロック
nhk-b1-160614
nhk-b2-160523



参考:NHK杯公式サイト(http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/gotou/)

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