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71期本因坊戦第2局、井山裕太7冠の猛攻炸裂!

5月24日、71期本因坊戦第2局の2日目が行われました。

1日目の記事はコチラ→【71期本因坊戦】第2局、1日目から激しい展開に!

初日から難しい進行になった本因坊戦第2局ですが、
2日目も局面が落ち着くことはなく、戦いの連続で進み

最終的には、

230手で白番の井山裕太九段の中押し勝ちになりました。

これで現在の七番勝負の結果は1対1です。

仕切り直しの第3局は、6月2・3日に
秋田県能代市の「旧料亭金勇」で行われます。

本因坊戦第2局:対局内容

封じ手は白78のツナぎでした。
白はコウに強い碁形なので妥協せずにコウを争います。

その結果、黒97まで黒が大きく妥協するカタチになりましたが
中央と左辺の白が非常に強いので、妥協してなお薄みが残ります。

その後、白100から左上の黒一団への攻めが始まり
黒151でサバキ形になり、白152の抜きで一段落です。

黒は右上全体が薄くなってしまい、
地にするのが難しい状況ですが黒153で頑張ります。

しかし、中央の黒を睨みながらの追及によって
白の井山九段がポイントを上げ続けました。

足りないとみた高尾九段が左下で勝負手を打ちますが
白230で投了になりました。

■黒:高尾紳路 ■白:井山裕太
■結果:白中押し勝ち

 

 

参考:毎日新聞(http://mainichi.jp)

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