スポンサードリンク

【71期本因坊戦】第5局も井山九段が強い!タイトル防衛で名誉称号獲得!

6月29・30日に71期本因坊戦の第5局が
福島県福島市の『吉川屋』で行われました。

井山3勝、高尾1勝で迎えた山場の1局です。

対局は初日から、井山九段が積極的な工夫をみせました。
そして、4局目まで同様に早い進行で79手まで進みました。

2日目は一転してゆっくりと進み、
終局時間は19時30分でした。

結果は、177手で黒番の井山九段が中押し勝ちです。

これで71期本因坊戦は井山九段の防衛になり、
本因坊の名誉称号を獲得しました。

本因坊戦第5局:対局内容

左上のツケ引き定石でカケツギを打ってから手抜きと
井山九段が積極的な工夫を見せてきました。

この手はAlphaGoが打ってから、
一部のトッププロのあいだで流行している手のようです。

黒は11と13の両方をシマリ、
下辺の大場にまわり足早な布石になりました。

右辺のワリウチから戦いが広がり
白は上辺を地にして、黒は下辺を大きな模様にしました。

白70から下辺を削減しにいきますが、
黒71の反撃からフリカワリになります。

その後も競り合いは続きましたが、
大ヨセが終わったころには黒が盤面で10目ほど優勢です。

※豆知識:これを専門用語(?)で
『盤10(ばんじゅう)』といいます。

そして177手で高尾九段の投了になりました。

■黒:井山裕太 ■白:高尾紳路
■結果:黒中押し勝ち

 

 

参考:毎日新聞(http://mainichi.jp)

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ