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【第8回応氏杯】決勝戦五番勝負が開幕!朴廷桓九段が初戦を制す。

第8回応氏杯の決勝戦五番勝負が
8月10日にスタートしました。

4年に1回、オリンピックの年に開催される応氏杯は
囲碁オリンピックとも呼ばれていて
優勝賞金も40万ドル(4000万円強)と高額になっています。

応氏杯は特殊なルールを採用していて、

制限時間は3時間で秒読みは無し。
使い切ると罰点2点(2目分)を支払って、20分の延長が2回までできます。

応氏杯ってなに?もっと詳しく知りたいという場合は、
コチラの記事をご覧ください↓
【応氏杯】応昌期-囲碁普及に大きく貢献した偉大な実業家

準決勝の記事はコチラ↓
第8回応氏杯の準決勝三番勝負が進行中!
第8回応氏杯決勝は朴廷桓九段VS唐韋星九段に

第8回応氏杯決勝戦五番勝負

第8回大会の決勝戦を争うのは
朴廷桓九段(韓国)と唐韋星九段(中国)。

五番勝負の流れを決める大切な第1局。

序盤から黒の唐韋星九段が工夫の布石を見せました。

その流れで早々に難しい戦いに突入しましたが、
白56まで、白のほうが得をしたようです。

その後、形勢不利を意識した唐韋星九段が
弱い石を手抜きして大場に連打して地で頑張ります。

その結果、白の朴廷桓九段が攻め損なってしまい
黒が一気に形勢を押し返しました。

朴廷桓九段にとっては非常に大変な局面になり
中央の黒一団を攻めて大きな利益をあげるしかありません。

白120を利かして、白122から勝負に出ます。

黒の唐韋星九段に手順間違いがあったようですが
白の攻めが成功し右辺を破り、再度、勝負形に戻りました。

その後も難しい戦いが続き、

両棋士ともに罰点2回ずつの大接戦を制したのは
白番の朴廷桓九段でした。

第2局は8月12日に行われます。

第3局は10月22日、第4局は10月24日、第5局は10月26日
を予定されています。

■黒:唐韋星 ■白:朴廷桓
■結果:白3点勝ち

 

 

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