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井山裕太七冠VS一力遼七段の天元戦五番勝負が10月21日に開幕
天元戦五番勝負が10月21日に開幕
囲碁担当B『いよいよ井山裕太七冠VS一力遼七段の天元戦七番勝負が開幕しますね』
情報屋『井山七冠はもう説明する必要が無いから、一力七段の話をするね。
一力七段は河北新報社社長の一力雅彦さんの息子として生まれた。
才能と努力を兼ね備えていている。
早見えで読みが鋭く、中盤戦が特に強い。（序盤も終盤も強い）
プロになった後は若鯉戦とかおかげ杯とか
新人王戦とかの若手棋戦で大活躍。
一般棋戦では2014年、棋聖戦リーグ入りして七段に昇段した。
2015年はNHK杯で準優勝するなど、タイトルまであと一歩だった。
その悔しさをバネにして2016年（今年）は竜星戦の決勝で井山七冠を下してタイトルを獲得している』
囲碁担当B
『なんか棋院のHPとか、ウィキペディアに載っている情報ですね。
そんなの情報屋さんらしくないです』
情報屋『んじゃ表に出てない情報を。
一力七段は研究会での成績が抜群で
入段当初から研究会で優勝したりしていた。
早碁がメチャクチャ強いんだ。
ちょっと前に始まった山下敬吾九段が主催している研究会でも優勝する確率が群を抜いているらしい。
今年は早稲田大学に入学した。
囲碁以外も素晴らしいんだ。
大学とプロ棋士の両立は大変らしく、いつも忙しそうにしている。家柄がよくて囲碁が強いのに、性格は謙虚で話しやすい。
だから応援したくなる。
井山七冠との対戦成績は2勝1敗と勝ち越しているから
五番勝負も期待できるな』
囲碁担当B『なるほど、一力七段はいい人なんですね。
それでは五番勝負の予想をしましょう。
私は3勝2敗で井山七冠の勝利だと予想します』
一力七段は関東で最も期待されている若手
情報屋『中部は伊田篤史八段、
関西では余正麒七段がもっとも期待されている若手だ。
そして関東では一力が最も期待されている。
最近は碁の内容がいいので奪取してもいいと思う。
今年は高尾九段が名人戦で3勝2敗と押し気味で井山七冠のスケジュールが忙しいのも追い風だ。
3勝2敗で一力七段の奪取と予想する。
一力七段も井山七冠も妥協しないで戦うタイプだから
内容はメチャクチャ面白くなる。
今から楽しみだ』
この記事を書いた人
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このサイトの囲碁担当。
読みの速さと筋の良さは名人クラス。
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