スポンサードリンク

【第4回会津中央病院杯】第3局、藤沢里菜三段が力強い勝利でタイトル獲得!

第4回会津中央病院・女流立葵杯の決勝戦三番勝負、第3局が6月23日に行われました。

第1局は藤沢里菜三段が勝利、第2局は謝依旻六段が勝利しています。

決勝三番勝負・第3局

■黒:謝依旻 ■白:藤沢里菜
■結果:白中押し勝ち

 

 

右上は流行りの大ゲイマシマリ。

しかし、右下も左上も旧来の人間的な定石となりました。

黒29まで黒は右上一帯を大きく模様にしました。

白は30のカタツキから模様を制限して、白38にまわります。

続いて黒39から黒の強襲。

白は52まで着実に眼形を作ります。

本体の眼を確保した白は、白56と模様に踏み込みました。

黒は素直に受けるワケにはいかないので黒67まで分断して取りかけにいきます。

あくまでも眼を取りにいきましたが、逆に右辺の黒がピンチになり白120で投了。

藤沢三段の中押し勝ちとなりました。

女流のタイトルは現在5つあります。

そして今回の結果で、藤沢三段が3つ、謝六段が2つという状態になりました。

少し前まで謝六段が独占していた女流タイトルを藤沢三段が1つずつ剥ぎ取り、ついに勢力図を逆転させました。

今の女流囲碁界は謝六段と藤沢三段のニ強時代です。

しかし藤沢三段はこのままブッチギリで突き抜けてしまいそうな勢いを見せています。

将棋の藤井四段のように藤沢里菜三段が話題になる日も近いのではないでしょうか。

AIで一般の人からも注目を集めつつある今、女の子が囲碁打ってるほうがウケは良いハズですから(笑)。



参考:日本棋院(http://www.nihonkiin.or.jp/match/aidu/004.html)

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ