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【第4回会津中央病院・女流立葵杯】藤沢里菜三段が激戦を制して先勝!

第4回会津中央病院・女流立葵杯の決勝三番勝負が6月16日に始まりました。

決勝戦を争うのは謝依旻六段と藤沢里菜三段です。

対局場所は棋戦名にある通り福島県の会津若松市。
今回から決勝戦が三番勝負となっています。

現在、女流タイトル5つ。
少し前までは謝依旻六段が独占でした。

今は、3つを謝依旻六段、2つを藤沢里菜三段が持っています。

決勝三番勝負・第1局

■黒:藤沢里菜 ■白:謝依旻
■結果:黒中押し勝ち

 

 

黒は小目小目からの大ゲイマシマリ。
最近は大ゲイマにシマるのが主流になってきています。

白は急戦を避けて白6のカカリ。

黒9の詰めに白は受けているのが普通ですが、足早に左下のシマリにまわりました。

続いて黒11から圧力をかけられますが、白12に受けてから再度の手抜きで左辺に先着。

何度も手抜かれた黒は17から白を攻めていきます。

白は各所に先着しているので、上辺は酷いことにならなければ充分なところです。

白30まで上辺は一段落で、黒が右下のスベリにまわります。

そこで白がさらに走り、右辺に打ち込んでいきました。

白は絡み攻めですが各所で頑張り、白74までフリカワリでサバきました。

その後、白は右辺から伸びる黒一団を狙うことで自石の弱みをカバーする作戦に出ます。

白106を利かしにいったところで、黒107からの出切りが痛烈。

右辺からの黒は部分的には眼がないのですが、白は中央が分断されてどちらかが取られそうな形になってしまいました。

白は手順を尽くしてコウに持ち込み、白174までフリカワリです。

そこからヨセに突入しますが、黒195で右下に手が発生したところで白の謝依旻六段が投了。

三番勝負は藤沢里菜三段の先勝となりました。

藤沢三段が勢いのまま勝負を決めるのか!?
注目の第2局は6月18日に行われましす。



参考:日本棋院(http://www.nihonkiin.or.jp/match/aidu/004.html)

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