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【第4回会津中央病院杯・決勝三番勝負】第2局:謝依旻六段が序盤でリードして快勝!

6月16日から始まった第4回会津中央病院・女流立葵杯の決勝三番勝負、6月18日に第2局が行われました。

決勝戦に勝ち進んでいるのは謝依旻六段と藤沢里菜三段。

第1局はフリカワリの連続の激戦の末、藤沢三段が勝利しています。

また、今回の立葵杯は挑戦手合制ではありませんが、感覚的にはタイトル保持者の謝依旻六段に藤沢里菜三段が挑んでいるような図式です。

決勝三番勝負・第2局

■黒:謝依旻 ■白:藤沢里菜
■結果:黒4目半勝ち

 

 

黒1の三々は珍しい手ですが、AlphaGoの影響でしょうか。

さらに黒5で三々からシマって、益々見かけない布石になりました。

右下隅、白12に黒13・15はハサミを誘った手。
白18にハサんで戦いに突入です。

続いて黒19に白20のカケで一気に石の張った形になりました。

白26マガリには当然の黒27ハネ。

黒43のスベリはお互いの根拠の争点です。
黒65まで白の眼形を奪います。

白は右下の一団も眼がハッキリしないので難しい局面です。

黒75まで、地合は黒がリード。
白は76のカケで黒に若干のプレッシャーをかけつつ左辺を模様にしていきます。

白96の切りは成立するものの、黒125まで得したのかは微妙なところ。
とは言え白126まで左辺が目一杯に地になりました。

黒が127にまわり、白152まで形が決まりヨセに入ります。

その後、コウ含みの難しいヨセ合いが続きましたが最後は黒の4目半勝ちとなりました。

これで謝依旻六段が1勝を返し三番勝負の決着は第3局に持ち越されました。

どちらが勝っても女流囲碁界のタイトルを半分以上(3/5)持つことになります。
天下分け目の決戦、行方はどうなるのか!

大注目の第3局は6月23日に日本棋院で行われます。



参考:日本棋院(http://www.nihonkiin.or.jp/match/aidu/004.html)

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