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【第72期本因坊戦】第2局:井山九段の壁が厚い。本木八段、本領発揮ならず…


5月23・24日に第72期本因坊戦七番勝負の第2局が行われました。

1日目の記事はコチラ↓
第2局、本木八段の足早作戦で模様vs実利の展開。

初日は本木克弥八段が足早に大場に打ち、井山裕太九段が手厚い本手で模様を築きました。
このままではジリ貧と見た本木八段が上辺で戦いを仕掛けたところで打ち掛けとなりました。

第72期本因坊戦:第2局

■黒:本木克弥 ■白:井山裕太
■結果:白中押し勝ち

 

 

封じ手は白70、中央へのトビでした。
力を入れるべきは上辺側ではなく中央の力関係だということです。

さらに白74・76と形を整えていきます。
続いて白80から要石を取り気味にし、一呼吸おきました。

黒は中央を止められるように利かしてから黒91と守ります。

しかし、白106まで中央が巨大な白地になってしまいました。

黒107から右下の白を狙うしかありませんが、手になる所ではなく短手数での終局となりました。

第1局でもそうでしたが、本木八段が力を出し切れていない印象です。
次局では七番勝負の重圧を払い除けてくれることを期待しましょう。

そんな第3局は6月8・9日に埼玉県で行われます。



参考:毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20170525/ddm/041/040/089000c)

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