【41期名人戦・第4局】土俵際の井山九段、力強い打ち回しで勝利！

高尾紳路九段の3連勝で迎えた第41期名人戦七番勝負の第4局。

井山九段はカド番のプレッシャーを見せず、初日から積極的な仕掛けをしていきました。

1日目の記事
→【41期名人戦】第4局、井山裕太九段はカド番でも積極的な仕掛け

名人戦第4局・2日目

■黒：井山裕太　■白：高尾紳路
■結果：黒中押し勝ち

 

 

封じ手は白58のデでした。
黒が左辺を取り、白が中央を取るフリカワリになりました。

大味な碁ほど案外細かいものという格言もあるように、今局も良い塩梅のようです。

しかし、左上で黒が三々に入ったところから再度局面が動き出しました。

その結果、中央の戦いで黒番の井山九段がポイントをあげ、勝利を手にしました。

見事に1勝を返した井山九段ですが、まだまだカド番です。
見逃せない第5局は10月12・13日に静岡県で行われます。

参考：朝日新聞（http://www.asahi.com/igo/）