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【第29期女流名人戦】第2局も藤沢三段が勝利でタイトル獲得!謝六段の一強時代に終わりを告げる…

3月8日、第29期女流名人戦三番勝負の第2局が行われました。

第1局では、手厚く構える謝六段に対して藤沢三段が丁寧にポイントを重ねて勝利しました。

今期の女流名人戦は謝依旻六段の10連覇がかかった挑戦手合。

謝六段が底力を見せるか、藤沢三段が勢いで押し切るかが注目される第2局でした。

第29期女流名人戦:第2局

■黒:謝依旻 ■白:藤沢里菜
■結果:白1目半勝ち

 

 

謝六段は1局目同様に手厚く模様を張りました。

黒25のカタツキは、白を制限しながら中央を黒っぽくする常套手段です。

しかし、白34まで中央がまとまり難い形になりました。局後のコメントでも、お互いにこの時点では白が打ちやすそうと思っていたようです。

その後も難しい戦いが続きましたが大きな問題は起きず白の1目半勝ちになりました。

藤沢里菜三段が2連勝となり、女流名人のタイトル獲得です。

これで藤沢三段は女流本因坊と女流名人の2冠となりました。
藤沢三段の台頭で謝依旻六段の一強時代は終焉です。さあ、これからの女流囲碁界はどのように変わっていくのでしょうか。

局後の検討の様子

一夜明けて

産経新聞のニュースによると、産経新聞に藤沢三段が大きく載っているのをみて「わあ、すごく大きく載ってる。私のことを知っていただき、同年代の人たちが囲碁に興味を持ってくれたら、タイトルを取った意味も大きいです」と喜んでいたそうです。



参考:産経新聞(http://www.sankei.com/west/news/170309/wst1703090042-n1.html)

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