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LG杯って何?棋戦プチうんちく!

3月31日から、韓国でLG杯の予選が行われています。

日本から予選に出場している棋士は、

中野寛也九段、首藤瞬七段、沼舘沙輝哉四段、奥田あや三段、鶴田和志三段、田中伸幸二段、兆乾二段

の7名ですが、

4月1日の時点で、
沼舘沙輝哉四段と田中伸幸二段を残すのみとなってしまいました。

しかし、この記事では
碁の内容がどうとか、どこの国が強そうとか
そういう事には触れません。

『LG杯』って何?という、
基本的な情報をまとめています。

協賛はLGグループ

まず正式名称は『LG杯世界棋王戦』で、
日本、韓国、中国、台湾、米国、欧州の棋士が参加する国際棋戦です。

もともと韓国内の棋戦だった棋王戦が国際棋戦になりました。

1996年から行われていて、今年が第21回大会。

1998年に王立誠九段、2005年に張栩九段が優勝した以外は
日本棋士は決勝にも残れていません。

ラッキー金星

LG杯協賛のLGグループは

三星財閥(サムスン)や、現代財閥(ヒュンダイ)、SKグループなどと並ぶ韓国の財閥です。

もともとは『ラッキー金星』という名前で、
LuckyとGoldstarの頭文字をとって『LG』となったようです。

↑ヨーグルトに入っている乳酸菌のラクトバチルス・ガセリ(LG)とは関係ありません。

家電、化学、貿易などが主な事業です。

このような企業が冠棋戦を持っているということが

日本と韓国の囲碁の人気や認知度の違いであって
国際棋戦の成績で大きく差をつけられている原因の一つでもあるので

AlphaGoで生まれた瞬間的なブームに乗っかって
棋戦を作ってしまうような面白い企業が出てくることを期待したいところです。



LG杯の日程は以下の通りです。

昨日の今日が2回戦。
4月3日順々決勝、4日準決勝、5日決勝。(予選)

そして5月30日にシード選手も含めた本戦が行われます。

日本からのシードは、
羽根直樹九段、蘇耀国九段、村川大介八段、一力遼七段の4名。




参考:日本棋院
(http://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_info/21lg331.html)

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