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ぶっちゃけ、趙治勲名誉名人ってどのぐらい強いの?

囲碁担当B『いよいよ明日は第2回電王戦ですね。
囲碁AI=ZENと趙治勲名誉名人が対戦します。』

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情報屋A『このイベントは囲碁を知らない人にもかなり注目されている。
もしかしたら趙治勲名誉名人の強さを知らない人が多いかも』

囲碁担当B『昔のトッププロだからかなり強いことはみんな知っていますよ』

情報屋A『現在どのくらいの強さなのか知ってる人はあまりいないと思う。
しゃべりがうまくて、めちゃくちゃ笑いを取っているから、将棋の加藤一二三九段や米長邦雄九段みたいな感じだと勘違いしているかもしれない
去年から今年に行われている棋戦でどのくらい活躍しているか調べてみよう。

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まずは棋聖戦

棋聖戦はB級1組。6勝1敗で優勝している。
挑戦者決定トーナメントでは結城聡九段に負けてしまったけど、来期はA級だ。
棋聖戦の序列は10位ぐらい』

囲碁担当B『次は名人戦ですね。
名人戦ではA予選を2連勝し、最終予選の1回戦で安達四段に負けています。
大雑把に言えばベスト32ぐらいです』

情報屋A『3番目は本因坊戦。
ここでは予選Aで張八段に負けています。
ベスト128位ぐらいだな』

囲碁担当B『王座戦は予選Aの決勝で河野臨九段に負けている
大雑把に言えば64位ぐらい』

情報屋A『残りはさらっと触れよう
天元戦は32位
碁聖戦は64位
十段戦は40位

テレビ棋戦のNHK杯ではベスト32

そして持ち時間が2時間の阿含桐山杯では準優勝(2位)だ』

囲碁担当B『それではまとめてみましょう

棋聖戦=10位
名人戦=ベスト32
本因坊戦=ベスト128
王座戦=ベスト64
天元戦=ベスト32
碁聖戦=ベスト64
十段戦=ベスト40
NHK杯=ベスト32
阿含桐山杯=準優勝

という結果を残しています』

情報屋A『賞金が高い棋聖戦と阿含桐山杯で好成績を残しているから、賞金ランキングではトップ10に入ってもおかしくない。
日本囲碁レーティングでも11位に入っているから同じような結果だ。
棋聖戦と阿含桐山杯以外はちょっと冴えないけど、ベスト20ぐらいの実力は確実にある。

かなり乱暴な比較だけど、将棋にたとえてみる。
将棋でレーティング11位は佐々木勇気五段。(10位は菅井竜也七段、12位は広瀬章人八段)

囲碁のプロ棋士は400人、将棋は160人ぐらいだから体感だともっと上位にいる感じ。

結論

『趙治勲名誉名人は過去の実績だけではなく、現在もトップ10ぐらいの実力を持っている。
その上しゃべりもうまい

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しゃべりが軽妙過ぎて髪がボサボサだから、あまり知らない人は「あまり強くないのでは?」と疑ってしまうかもしれない。

でも趙治勲名誉名人は現在もトップ10ぐらいに位置している棋士だということ。
もしも趙治勲名誉名人がZENに負けたら囲碁界はかなりショックだということ。

囲碁をよく知らない人はこれをしっかり胸に刻んでから電王戦を見てください』

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