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【第1回扇興杯】謝依旻六段が優勝で女流タイトル総なめ!

7月17日、先日準決勝が行われた第1回扇興杯女流最強戦の
決勝戦が行われました。

準決勝の記事はコチラ↓
第1回扇興杯女流最強戦、向井五段と謝六段が決勝戦進出。

優勝を争ったのは、
向井千瑛五段と謝依旻六段。

 vs 

引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000399.html
引用:http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000398.htm

どちらも力戦派として知られています。

今回の対局でも、

お互いに序盤から工夫の手を打ち合い
終始戦いが落ち着くことなく形勢は揺れ動きました。

半目勝負の様相でしたが、ヨセで黒が損を重ねてしまい

最終的に白番の謝六段の2目半勝ちになりました。

謝依旻六段は、この優勝で

女流本因坊、女流棋聖、女流名人
会津中央病院杯、扇興杯女流最強戦

という、現在ある女流棋戦の全てを制しました。

扇興杯決勝戦:対局内容

左下のツケヒキ定石で、
カケツギだけで手を抜かれるのを避けたのか

白が先に手を抜いて、右下に先着しました。

黒も、ケイマや白4の右にツケるのでは甘いと見て
黒23と工夫を見せます。

先手を取った白が上辺にまわり
戦いが始まります。

黒は左辺と右上を打ち
白は中央を厚くしました。

白は白62と大場に打ちますが、
黒は黒63と中央に力を入れました。

これで地合は白が有利になったようですが
黒は気合いの寄り付きを見せます。

一時、黒が優勢にもなったようでしたが
細かいヨセ合いの末、白の2目半勝ちになりました。

■黒:向井千瑛 ■白:謝依旻
■結果:白2目半勝ち

 

 

参考:日本棋院(http://www.nihonkiin.or.jp/match/senko/001.html)

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