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【71期本因坊戦】第2局、1日目から激しい展開に!

本日5月23日、
71期本因坊戦七番勝負の第2局1日目が行われました。

場所は兵庫県尼崎市にある本興寺。

引用:http://www.hokkeshu.or.jp/honzan/honkoji.html

5月9・10日に行われた第1局では、
挑戦者の高尾紳路九段が力強い碁で勝利しています。

この第2局は、

井山九段が1対1に戻すのか、高尾九段の2連勝となるのか
七番勝負の流れを大きく左右する大事な一戦です。

本因坊戦、第2局-1日目の進行

1局目でもそうでしたが、
この2人の対局は1日目からテンポ良く進みます。

布石は、白14のワリウチまで
とても穏やかな進行です。

しかし、白16で

二間にヒラくと上から打たれて黒が厚くなるのを避けたのか
井山九段が工夫をしてきました。

高尾九段も黒21のカタツキと意欲的な応手。

そこから激しい戦いに。

黒は右下隅を大きく地にし、
白は中央が『亀の甲』の抜き形で厚くなりました。

そして白は厚みを活かして、
ツメのない状態から白54に打ち込み、コウに持ち込みます。

コウ争いが続き、黒77のコウダテを打ったところで
1日目終了となりました。

黒は右下で石を取っているので、
利かないといけないコウダテがまだまだあります。

左上の黒が苦しいサバキになると、
中央から左下にかけての白模様が大きな地になってしまうので
難しい局面です。

■黒:高尾紳路 ■白:井山裕太
■1日目終了時点

 

 

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