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第41期棋聖戦:第2局は井山裕太九段が手厚く快勝!

1月22・23日に第41期棋聖戦七番勝負の第2局が行われました。

河野臨九段が黒番、井山裕太九段が白番です。

1日目の記事はコチラ↓
【第41期棋聖戦】第2局1日目、井山九段がAlphaGo定石でお返し。

41期棋聖戦・第2局の内容

■黒:河野臨 ■白:井山裕太
■結果:白5目半勝ち

 

 

黒53のノビが封じ手でした。

白68まで、白は黒を切断する狙いを残しつつ地を稼ぎました。

黒も地合のバランスを保つために左上の大場に回ります。

残る戦場は右辺と上辺です。

白は白70からの72で右下の切断と右辺での大きな生きを見合いにします。

白100までは白の作戦通りの進行と言えるでしょう。

続いて黒が残る大場の上辺に黒101と構えます。
そこに白102と手を付けていき次の戦いが始まりました。

白はもっと楽に生きるような形に見えましたが、白142までコウになりました。ソバコウが多いので取られることはありませんが難しい形です。

コウのフリカワリで黒が左辺を連打します。

一見、白が困っていそうですが、白178まで手順を尽くし無難なワカレになりました。

こうなると白が優勢です。

その後、細かいヨセが続きますが勝負には影響せず白番の井山九段の5目半勝ちになりました。

これで七番勝負はお互いに1勝ずつのイーブンです。

注目の第3局は2月8・9日に埼玉県で行われます。



参考:読売新聞(http://kisei.yomiuri.co.jp/kisei/41st/top_7ban02.htm)

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