スポンサードリンク

【第42期天元戦】第3局:井山九段、難戦に持ち込み逆転勝利!

第42期天元戦五番勝負の第3局が12月1日に行われました。

今期の天元戦は若手のエース一力遼七段が井山裕太6冠に挑戦しています。

1局目は井山九段が勝ち、2局目は一力七段が勝利し1勝ずつで迎えた第3局です。

1局目の記事
【第42期天元戦】第1局:若手のエース、井山九段の猛攻に屈する…

2局目の記事
【第42期天元戦】第2局:一力遼七段が力で押し切り1勝返す!

42期天元戦・第3局の内容

■黒:井山裕太 ■白:一力遼
■結果:黒中押し勝ち

 

 

黒1・3を同じ向きで打つのは珍しい形ですが、最近ところどころで見かける布石です。

黒は黒7~19まで、右辺を囲いにいきました。

白は黒に充分に手をかけさせてからドカンと白22の突入です。

黒は厳しく攻めないといけませんが、白32まで形を整えられて直接的な攻めは難しい状況。

そこで黒は、右辺の白を遠目に睨みながら黒33のカカリです。

白は右辺に1手いれて生きを確定させました。

黒35の両ガカリから第2ラウンドが始まります。

難解な戦いになりましたが、途中までは白優勢という意見が多く見られました。

しかし井山マジックというべきか、超難解な読み合いに引きずり込みます。

その結果、勝利は井山九段の手中に収まることになりました。

これで一力遼七段はカド番です。
ここから押し返して最終局に持ち込めるのか、注目の第4局は12月12日に行われます。



参考:http://tengen.live-go.net/

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ